SuperSonic Imagine社、医療用画像機器の遠隔的な監視とサービス提供にPTCのThingWorxを導入
ThingWorx でスマート・コネクティッドな画像機器の予測アラートを実現
ThingWorx でスマート・コネクティッドな画像機器の予測アラートを実現
米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、2018年12月6日、画期的な超音波医療用画像装置を開発するSuperSonic Imagine社が、患者診断装置の遠隔的な監視とサービス提供に向けてPTCのThingWorx®インダストリアルIoTプラットフォームを導入したことを発表しました。
SuperSonic Imagine社は2005年に設立されたフランスのエクス・アン・プロヴァンスに本拠を置く企業です。同社が開発・製造する主力製品群、「Aixplorer®」シリーズは独自のUltraFast™技術を搭載した革新的な超音波プラットフォームです。UltraFast™技術によりShearWave® Elastography (SWE) などの新たな画像モードの確立に貢献し、組織の弾性をカラーマップ上でリアルタイムに確認、測定することが可能になります。また、乳房、肝臓、前立腺疾患の性状を非侵襲的に明確化するという治療の基準を確立しました。
この秋、SuperSonic Imagine社は、ThingWorxがサポートするスマート・コネクティッドAixplorer MACH 30を発表しました。独自の技術を活用したAixplorer MACH 30には、診断性能を改善する革新的なモードで、従来の超音波システムの200倍高速なデータ取得速度を実現する新世代のUltraFast™画像化技術を搭載しています。また、Aixplorer MACH 30は、検査中に必要となる機能のさらに直感的な制御を可能にする超音波の新たなコンセプトである革新的なSonicPad™を採用しており、ユーザの快適性や検査の効率を改善します。ThingWorxは、現場で運用されるAixplorer MACH 30の遠隔監視を実現し、稼働時間の最大化、プラットフォームの安定性の向上、患者ケアの中断の回避に貢献します。
SuperSonic Imagine社イノベーションディレクターのジャック・スーケ(Jacques Souquet)氏は次のように述べています。
「SuperSonic Imagineは常に画期的な画像診断モードを提供するイノベーターです。我々の使命は、SuperSonic Imagineの技術を乳房・肝臓疾患の非侵襲的治療法の業界標準にするということです。 ThingWorxの支援により、まず顧客データ保護のための最高レベルのセキュリティを確保し、より良い顧客サービスを提供するために対応スピードを向上させます。我々の超音波プラットフォームは、現場で運用されるシステムの自動遠隔監視を可能にすることで、顧客・患者へのより良いサービスを提供します。 ThingWorxでの開発期間が短いため、顧客に対し追加的なオンラインサービスも近々提供できるようになります。」
産業用途向けに開発されたThingWorxは、IoTアプリケーションと拡張現実(AR)体験の開発、展開、拡張に必要な機能、柔軟性、機敏性を提供する、プロセス全体に対応するテクノロジープラットフォームです。受賞歴のあるこのプラットフォームは、様々な連携方法、アプリケーション開発機能、分析、AR等の幅広い機能を提供します。ThingWorxの導入により、企業は高い投資効果(ROI)を生み出す、拡張性と安全性を有するソリューションを開発することが可能です。
PTCスマート・コネクティッド・プロダクト担当ゼネラルマネージャのイアン・ミシェル(Iain Michel)は次のように述べています。
「ThingWorx導入により、Supersonic Imagine社は製品機器の信頼性を大幅に高めることが可能になります。PTCは、診断機器の業界標準サプライヤーとなり、臨床および患者の経験を向上させるという目標の達成に取り組むこの革新的な先進企業をサポートできることを楽しみにしています。」
*本内容は米PTCが2018年12月6日に発表した報道資料の翻訳です。
<関連情報>
- ThingWorxインダストリアルIoT プラットフォーム
- Gartner Magic Quadrant for Industrial IoT Platforms(英語版のみ
- PTC connected services white papers
https://www.ptc.com/ja/products/iot/thingworx-platform
https://www.ptc.com/en/resources/iot/white-paper/gartner-mq-for-iiot
SuperSonic Imagine社について
SuperSonic Imagine社は医療用超音波画像を専門とする企業で、独自のUltraFast™技術を搭載した主力製品であるAixplorer®シリーズを開発・製造しています。UltraFast™は、新たな画像モードを生み出し、乳房、肝臓、前立腺疾患の性状を非侵襲的に明確化するという治療の基準を確立しました。初めて開発された画期的なUltraFast™モードはShearWave® Elastography(SWE™)で、医師は、様々な状態の診断において非常に重要な要素となる組織の弾性を確認し、即座に分析することが可能です。現在までに、600を超える論文がこの技術の診断価値を確認しています。
最も新しいAixplorerシリーズの製品は超音波プラットフォームであるAixplorer MACH 30で、新世代のUltraFast™ 画像技術で同システムの革新的画像モードであるShearWave PLUS、Doppler UltraFast™、Angio PL.U.S、TriVuを最適化するものです。同社は世界80カ国以上に2,000台を超える超音波システムを設置しています。主な成長市場は中国、米国、EU(フランス)です。2017年の売上高は2,470万ユーロ、成長率は年11%となっています。 SuperSonic Imagine社はEuronext(シンボル:SSI)に上場しています。
詳細情報は www.supersonicimagine.comをご覧ください。
PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。
PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、インダストリアル・イノベーション・プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:https://www.ptc.com/ja
※PTCの社名、ThingWorxおよびすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
報道関係者お問い合わせ先
PTCジャパン株式会社 PR マネージャー野中 沙織
TEL: 03-3346-2365
E-mail: snonaka@ptc.com
Website: https://www.ptc.com/ja