PTC、 ハノーバーメッセ2025にAIを活用したPLMのWindchill AIを出展

2025年3月25日

  • PTCはWindchill AIとDocument Vault AIエージェントのプレビュー版を  公開

  • PTCはWindchill AIやCodebeamer AI、ServiceMax AIで一連のデジタルスレッドを支援するエージェント型AIのデモンストレーションを実施

米 PTC(本社:米国マサチューセッツ州、 CEO:ニール・バルア、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、社長 執行役員:神谷 知信)は、ハノーバーメッセ2025に、生成AI を利用したPLMのWindchill® AI、製品ライフサイクル管理(PLM)アシスタントのプレビュー版を紹介します。Windchill AIは、Windchill に保存されたあらゆる製品データを利用し、エンジニアが、より効率的に情報にアクセスし、意思決定を行い、製品を開発できるよう支援するソリューションです。Windchill AIは、PTCが要件管理ツールとして提供するCodebeamer® AIやフィールドサービス管理向けのServiceMax® AIと共に現地でデモンストレーションされる予定です。

PTCの最高製品責任者であるケビン・レンは、次のように述べています。「ハノーバーメッセでWindchill AIをCodebeamer AIやServiceMax AIと共に紹介することで、デジタルスレッドを構築するPTC製品ソリューションの全てに、エージェント型AIを取り入れるPTCの戦略が見て取れると思います。PTCのエージェント型AI製品により、エンジニア、フィールドサービス技術者は、製品関連情報を容易に入手できるだけでなく、タスクやワークフローを自動化し、より多くの情報に基づいた意思決定も行うことができます。また、Windchill AIプレビュー版には、エンジニアがWindchillに保存されたドキュメントから製品に関連する情報を抽出できるDocument Vault AIエージェントが含まれています。Document Vault AIエージェントは、品質管理に重要な情報を強調する技術文書、比較や意思決定のための部品仕様書、品質保証のための過去の試験結果や方法論などを抽出することができます。

PTC は、今後、正式なWindchill AI の一般提供に関する最新情報を公開する予定です。

PTCのエージェント型AI戦略については、AI製品開発担当副社長アヨラ・ベリーのブログ「AIエージェントはいかにして産業界のデジタルトランスフォーメーションを加速するのか」でも紹介しています。また、ベリーは、4月1日(火)午前10時(欧州時間)にマイクロソフト・シアターで開催されるマイクロソフトおよびABIリサーチとのパネルディスカッション「デジタルスレッドにおける、生成AIの実装」にも登壇する予定です。

PTCはホール17のスタンドD40に出展し、Onshape®、クラウド・ネイティブCADや製品データ管理(PDM)ソリューションのデモ、そしてApple Vision Proによる3Dデザイン・レビュー体験などを行います。

また、PTCは以下のような複数のパートナーとの出展を予定しています。

マイクロソフト、ホール17 スタンドG06:PTCとマイクロソフトは、PTCのCreo® CADソリューションにおけるジェネレーティブデザインや、ライフサイクル全体にわたる製品デジタルスレッドAIの使用事例を実演します。

産業用デジタルツイン協会(IDTA)、ホール9 スタンドF27:PTCは、ライフサイクルのさまざまな段階において、製品データをつかったコラボレーションを実演します。

デル、ホール15 スタンドC52:PTC、デル、アクセンチュアは、工場における生産ボトルネックを特定・解消するPTCのデジタル・パフォーマンス・マネジメント・ソリューションのデモを行います。

OPCファウンデーション、ホール9 ブースF30: PTCは、Linuxベースの新しい産業用通信プラットフォームであるKepware Edgeのプレビューを含む、Kepware® 産業用接続ソリューションのデモを行います。

*本内容は米PTCが2025年 3月 25日に発表した報道資料の翻訳です。

PTC について
PTCは、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTCと幅広いパートナーネットワークが提供するデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTCは、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTC ジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。主力製品として、拡張性と相互運用性に優れた三次元CAD のCreo、製品コンテンツと業務プロセスを一元管理する製品ライフサイクル管理 (PLM) のWindchill 、ソフトウェアの開発と管理を支援するアプリケーションライフサイクル管理 (ALM)のCodebeamer、保守やメンテナンス、利用者の利便性を向上させるサービスライフサイクル管理(SLM) の ServiceMaxなどを提供しています。また、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorxと拡張現実 (AR) オーサリングソリューションのVuforiaなどの、主要製品をサポートするテクノロジーは、PTCの顧客に継続的なイノベーションと付加価値を提供します。PTCは、これらのソリューションにより、設計から製造、運用、サービス、廃棄に至るライフサイクルを通じて製造業のデジタルスレッドを構築し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。https://www.ptc.com/ja

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※PTC の社名、ロゴマーク、Vuforiaおよびすべての PTC 製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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